土地活用おすすめ大手企業10選！各企業の強みについても解説

土地活用を考えるなら、パートナーとなる企業選びはとても重要です。土地に合った最適な活用方法を提案してくれるか、保証が充実しているか、相続対策など幅広いサポートが得られるかなど、確認すべきポイントは多くあります。
この記事では、土地活用を考える際に相談先としておすすめの大手企業を10社、厳選してご紹介。企業を選ぶ際の比較ポイントもあわせてお伝えします。

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1.土地活用おすすめ企業10選

土地活用の相談をするなら、ある程度の規模がある企業がおすすめです。賃貸経営など土地活用方法は数多くありますが、基本的に土地活用は長期で取り組むもの。数十年という長い期間、信頼して相談できる基盤を持つパートナーを選ぶことが重要です。

また、大手企業であれば、アパート、福祉施設、店舗などさまざまな実績があり、幅広い提案を受けやすいというメリットもあります。

本章では、土地活用の相談先としておすすめの企業を10社、その特徴や強みを「どんな人に向いているか」とあわせてご紹介します。

• 旭化成ホームズ
• 住友林業
• 積水ハウス
• セレ コーポレーション
• 大東建託
• 東建コーポレーション
• パナソニックホームズ
• ミサワホーム
• 三井ホーム
• エイコーレンタサービス

1-1.旭化成ホームズ

旭化成ホームズは「ロングライフ住宅」の名を冠した、耐久性が高い家づくりが特徴のハウスメーカーです。火災や地震に強い構造や性能、サポートシステムを強みとしており、賃貸経営を長期サポートする30年一括借上げシステムも特徴です。

また、賃貸経営の中でも、ペット可物件やシニア向け物件など、付加価値のある商品展開にも定評があります。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜旭化成ホームズ株式会社

1-2.住友林業

住友林業は、木の住まいの持つ心地よさと、土地を最大限に活用できる自由設計が強みのハウスメーカー。「フォレストメゾン」という自社ブランドを展開しています。高性能な木質構造を活かし、木造でありながら4階建の耐火構造に対応可能。標準で20年間の長期保証（※10年目に無料点検と有償補修は必要）が備わっているのも強みといえるでしょう。

また、医療・介護系専門の部門が存在しており、住居系以外の土地活用の提案が受けられるのもメリットの一つです。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜住友林業株式会社

1-3.積水ハウス

業界大手の積水ハウスは、その規模の大きさや安定性、ブランド力に定評のある企業です。土地活用の対応エリアは全国に及び、賃貸経営だけでなく、医療施設やクリニック、介護・福祉施設、保育所など、多彩な提案が受けられます。

賃貸住宅の「シャーメゾン」は人気が高く、確かなブランド力は経営にプラスの影響をもたらしてくれるでしょう。また、グループ会社である積水ハウス不動産各社による、入居者募集から一括借上、建物の維持管理までを含めたサポートが受けられるのも強みです。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜積水ハウス株式会社

1-4.セレ コーポレーション

セレ コーポレーションは、首都圏エリアに特化した、若者向けアパートを中心とした商品展開を行う企業です。設計からアフターサービスまで自社責任による施工体制をとっており、独創的な間取りや赤煉瓦調のクラシカルな外観など、デザイン性の高い建物を提供しています。

建築だけでなく、賃貸管理までを自社で行い、的確なメンテナンスやフォローを行っているのも強みの一つ。また、構造躯体の初期保証は20年間で、さらに、20年目の無料点検にて必要補修（有償）をすることにより、最長30年間保証とすることが可能です。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜株式会社セレ コーポレーション

1-5.大東建託

大東建託は、賃貸住宅管理戸数・賃貸仲介件数・住宅供給戸数1位を継続して更新中の業界大手企業。全国各地で対応可能な企業規模と、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造とあらゆる構造の建築ができる対応力があります。

土地活用においては、住居系のみならず商業系や医療・介護系等の業者と土地オーナーをマッチングさせるシステムを持っており、特に商業系は強みとなっています。また、サポート力も高く、経営・管理・修繕など賃貸経営のすべてを任せられるシステムは、専門的な知見に不安のあるオーナーにも選ばれる理由となっています。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜大東建託株式会社

1-6.東建コーポレーション

全国47都道府県全てに拠点を構える対応エリアの広さが強みの東建コーポレーション。全国で建築に対応してきた実績から、さまざまな実例を比較検討することができます。また、住居系の土地活用を中心に、介護系・商業系・定期借地などさまざまな種類にも対応しています。

建築面では、条件によって木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3つの工法に対応し、幅広い建築が可能なことも強みといえるでしょう。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜東建コーポレーション株式会社

1-7.パナソニックホームズ

業界大手企業の安心感が魅力のパナソニックホームズでは、日本全国で建築対応可能です。また「ケア付き高齢者住宅（サ高住）」等の高齢者向け施設の建設も行なっており、多くのメニューの中から土地に合った提案を受けられます。特に医療・介護系施設も含めて土地活用を検討したい人には候補となるでしょう。

サポート面では、業界大手で連結子会社のパナソニックホームズ不動産の一括借上システムが特徴。初期保証35年、最長60年の長期保証システムも強みです。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜パナソニックホームズ株式会社

1-8.ミサワホーム

ミサワホームは、住宅メーカーとして戸建住宅で積み重ねてきた確かな実績を持つ企業です。木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と種類を選ばずさまざまな建築に対応可能。32年連続でグッドデザイン賞に輝いた、デザイン性の高さも特徴です。

土地活用においては、住居系だけではなく、商業系・医療介護系・福祉系など多くの実績があります。特に医療・介護系の土地活用については、他の大手ハウスメーカーと比較しても長い歴史と多くの実績を持っています。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜ミサワホーム株式会社

1-9.三井ホーム

三井不動産グループの強みを活かして介護系施設・文教施設や商業系施設まで幅広く提案できることが強みの三井ホーム。医療系については、業界内でも最大手であり実績が豊富です。

建築面ではツーバイフォー工法を進化させた「プレミアム・モノコック構法」が特徴。耐震性や耐火性等のさまざまな条件をクリアしており、木造でありながら5階建の老人ホーム等も建築できるという、技術面での強みもあります。10年毎の建物診断に基づく有償補修を行えば10年単位で最長30年まで保証が延長できるシステムがあることも強みです。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜三井ホーム株式会社

1-10.エイコーレンタサービス

エイコーレンタサービスは、コインパーキング、月極駐車場、コンテナボックス、バイク駐車場、自動販売機などさまざまな土地活用を提案できる専門企業です。コインパーキングに関しては開発・製造・販売・設置・管理・用地借上げ・運営までをワンストップで提案できることが強みです。

駅前のような一等地だけではなく、住宅地、狭地、一方通行のある道など、さまざまな土地に対して柔軟に対応可能。住居系以外の土地活用を考えたい、初期投資を抑えて土地活用をしたい場合には選択肢の一つとなるでしょう。

「HOME4U土地活用」の提携企業｜株式会社エイコーレンタサービス

2.土地活用で企業を選ぶポイント

土地活用はどの方法を選ぶかによって相談先の候補が変わってきます。相談先の一例としては、以下のような種類の企業があります。

• ハウスメーカー
• 工務店
• ゼネコン（デベロッパー）
• 各種専門会社（駐車場やコインランドリーなど）
• 不動産会社

マンションの場合はハウスメーカーやゼネコン、駐車場なども検討したいなら専門会社など、相談先は異なりますが、初期の段階では複数の企業にプランを出してもらい、土地に合った活用方法は何か見極めていくと良いでしょう。

それぞれの企業を比較するポイントについては、以下にご紹介します。

2-1.営業エリア

まず、活用する土地が「その企業の営業エリアに入っているか」という点を確認しておきましょう。日本全国に拠点を持つ大手企業ならば全国で対応可能なことも多いですが、やはりその地域の需要や動向について詳しく知っている企業にサポートをお願いしたいもの。そうすることで、よりその地域の需要を踏まえた土地活用が可能となるからです。

ただし、長期的な期間での土地活用を考えるなら、企業規模や企業体力についても考えておく必要があります。郊外エリアや地方の土地活用を考える際は、地元密着の企業がいいのか、企業体力のある大手企業がいいのか、実績とのバランスやメリット・デメリットを考慮したうえで選ぶ必要があるでしょう。

2-2.提供している活用方法とその実績

土地によって最適な活用方法は異なります。また、同じ賃貸住宅でも、木造なのか鉄筋コンクリート造なのか、土地の大きさや形はどうかといった点でも変わってきます。そして、押さえておきたいのは、企業によって得手・不得手があり、それぞれの実績も異なるということ。

迷ったら複数企業からプランを出してもらい、土地に合った活用方法は何か、それはなぜか、担当者から説明してもらうとよいでしょう。そうすることで、ご自身の土地に合った活用方法や、各企業の実績の違いがおのずと見えてくるはずです。

その企業が得意ではない形の土地活用を依頼しても、良い結果は出にくいもの。得意分野を確認しておき、最終的に選んだ土地活用方法に実績のある企業を選ぶのが良いでしょう。

2-3.プラン内容

土地活用で企業を選ぶポイントとして、大切なプラン内容の比較。たとえば賃貸マンションやアパートの建築を想定するなら、比較すべきポイントとして以下の点があります。

• 建築費
• 間取りや内装設備
• 工法や建築プラン
• デザイン
• 管理および修繕の計画

同じ土地でも、提案されるプランや建築費は驚くほど違うケースも少なくありません。競合物件との差別化やそのエリアでの需要など、提案されるプランにはどんな根拠があるのか、あわせて確認してみましょう。

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2-4.サポート体制

土地活用を始めたとしても、専門的知見が十分でなければ自力で安定経営にもっていくのは難しいもの。そのため、どうやって長期的に収益をあげるのか、将来的なプランを含めて長い期間でサポートしてくれる企業が望ましいでしょう。

大手企業であれば、グループ会社や提携の企業で管理・メンテナンスを行っているケースが多いです。

• その企業と提携の管理会社の評判はどうか
• 将来にわたる収益プランは的確に想定されているか

土地活用の企業を選ぶ際には、上記の点でも比較してみましょう。

2-5.ニーズに合わせた提案力

オーナーによって、土地活用で実現したいことはさまざまです。

• 初期投資を抑えながら土地活用したい
• 相続税対策をしたい
• なるべく収益の高い方法で活用したい
• 手間のかからない方法がいい
• なるべくリスクは抑えたい

上記のように、求める内容や優先順位は異なります。これらのニーズに沿ったプランを出してくれる企業かどうか、気になる点はクリアになっているか、しっかりと比較してみてください。

また、担当者との相性も重要です。オーナーの要望や疑問に寄り添ってくれるか、デメリットについてもきちんと説明してくれるかなど、信頼できる担当者かどうかを十分に見極める必要があります。

2-6.他業種との連携

土地活用において、専門的な知見が必要となる場面は非常に多いです。たとえば、大手のハウスメーカーや不動産会社から、銀行を紹介してもらうことも多いでしょう。その際は、金利の有利な提携ローンの有無も確認してみてください。

また、相続税対策を希望する場合に提携の税理士や社内税理士に相談できたり、収益計画を考える上で提携のファイナンシャルプランナーに相談できたりする企業もあります。

なお、土地活用の相談先の選び方については、こちらの記事も参考にご確認ください。

3.代表的な土地活用方法は？

土地活用を考えるなら、一つの方法に限らず、複数の方法を比較して検討するのがおすすめです。

代表的な土地活用方法とその特徴について、以下の表にまとめました。改めて確認し、ご自身の土地に合った方法を見つけてみてください。

代表的な土地活用の方法については、こちらの記事もご確認ください。

3-1.マンション・アパート経営

マンションやアパート経営は、長期的に安定した収入が得られる土地活用方法で、多くの方に選ばれています。

ただし、賃貸需要がある場所に魅力的な建物を建てるのが絶対条件です。また、初期費用としてまとまった額が必要であること、ある程度の土地の面積が必要となる点には注意が必要です。

3-2.戸建て賃貸経営

住居系の土地活用では、戸建て賃貸（賃貸向けの一戸建て）を建てる土地活用も方法の一つです。一戸建てタイプの賃貸はファミリー層を中心とした需要があるにも関わらず供給が少ないため、差別化が可能です。

また戸建賃貸は、入居率と定着率が高いケースが多いことも魅力です。ある程度の広さがある土地なら、2棟以上の戸建賃貸を建て、そのうちの1棟に親族が住むといった使い方も考えられるでしょう。

3-3.賃貸併用住宅

賃貸併用住宅は、自宅部分と賃貸住宅部分が一体化した住宅のことをいいます。建築プランはさまざまで、「自宅とアパートを半分ずつ」というケースもあれば「建物のほとんどが賃貸住宅で一部が自宅」というケースもあります。

賃貸併用住宅では特に、立地や敷地条件に応じてどのような建築プランが有利なのか考慮することが大切です。また、プライバシーの確保や音の問題にも配慮し、入居者もオーナーも快適に住めるよう計画することが大切です。そのため、建築実績が豊富で賃貸併用住宅に対する知見もある企業に相談することをおすすめします。

3-4.福祉施設

福祉施設には介護付き有料老人ホームなど大規模な施設もありますが、比較的小規模な土地でも可能なのが、少人数制のグループホームや、サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）です。

地域貢献ができる土地活用方法を希望する方は、検討してみると良いでしょう。

3-5.駐車場経営

駐車場経営は、そのエリアに駐車場の需要さえあれば、初期投資も少なく気軽に始めることができる土地活用方法です。目安としては、1台あたり2.5ｍ×5ｍ程度の面積があれば始められます。

なお、コインパーキングと月極駐車場では向いている土地や運営方法などさまざまな面で違いがありますのでご注意ください。

3-6.太陽光発電

太陽光発電は、所有している土地に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を電力会社に売却して収益を得る土地活用方法です。自宅の土地が郊外で、活用方法が限られる場合でも、ある程度の日当たりと送電線があれば始められるのがメリットです。

4.土地活用を企業に依頼するには？

土地活用の方法は多岐にわたります。また、前述のとおり土地活用方法の得意分野は企業によっても異なります。そのため、最初から企業を絞り込んで相談する方法では、選択肢を狭めてしまう可能性があります。

そこで、おすすめなのは、まずはプランの一括請求をして、各社のプランや対応について比較することです。

• ニーズや予算に合わせたプランを出してくれるかどうか
• その土地活用プランは魅力的か
• 担当者の対応はどうか

上記のポイントをまず比較してみてください。そのプランの根拠を含めて確認していく中で、信頼できる企業を見極めていくのがおすすめです。

土地活用のパートナーとなる企業を比較するにあたっては、さまざまな土地活用に対応できる企業にバランス良く提案依頼ができる「HOME4U 土地活用」がおすすめです。