【初心者向け】一軒家の固定資産税はいくら、いつ、どのように払うのか？

1.一軒家の固定資産税は10～15万円が目安

2. 一軒家の固定資産税の計算方法

2-1. 固定資産税の「評価額」と「課税標準額」

固定資産税の評価額は固定資産の価値を示しており、各自治体が固定資産評価基準に従って家屋と土地の評価額を決定します。

評価額の目安は以下のとおりです。

基本的に評価額と課税標準額は同額になりますが、減額措置や調整措置が適用されると評価額よりも課税標準額の方が低くなります。

2-2.固定資産税の税率

固定資産税の税率は基本的には全国一律「1.4％」です。
ただし、固定資産税は地方税であるため、各自治体の判断により税率を変更することができます。

3. 一軒家の固定資産税の軽減措置

3-1.建物に関する固定資産税の軽減措置

建物の固定資産税の軽減措置に関しては新築・リフォームした場合に限られ、減額される期間も決まっています。

なお、上記は特例措置であるため適用期間が定められており、令和8年3月31日までとなっています。

参考：国土交通省住宅局｜令和６年度国土交通省税制改正事項」

3-2.住宅用地（土地）に対する固定資産税の軽減措置

建物が建築されている土地（住宅用地）については、土地の広さに応じて軽減措置が設けられています。
土地の固定資産税の課税標準額を下げると固定資産税が減額されます。

参考：総務省｜固定資産税制度について」

なお、住宅用地の軽減措置に関しては、「軽減措置される期間」や「特例の終了日」等は定められておりません。

軽減措置に関しては下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

4.一軒家の固定資産税のシミュレーション

5.固定資産税の支払い時期と支払い方法