【詳しく解説】コインランドリー開業マニュアル。資金・準備・手順を解説

HOME4U(ホームフォーユー)土地活用HOME4U(ホームフォーユー)土地活用
  • [19周年]利用者数1,000万人[HOME4U年間利用者数2020年5月現在]
  • 株式会社NTTデータスマートソーシング
  • トップページ
  • 土地活用の
    種類
  • お役立ち
    ガイド
  • はじめて
    の方へ
  • プランを
    請求する
  1. 不動産情報HOME4U
  2. 土地活用・不動産投資
  3. お役立ちガイド:土地活用の方法を種類別に解説
  4. 土地活用ノウハウ
  5. 【詳しく解説】コインランドリー開業マニュアル。資金・準備・手順を解説
公開日:2021/05/20 更新日:2022/06/17

土地活用ノウハウ

【詳しく解説】コインランドリー開業マニュアル。資金・準備・手順を解説

コインランドリー開業 / 資金・準備・手順

コインランドリーの開業には、内装工事費、機器購入費、広告宣伝費といった費用がかかります。
例えば、次のような店舗条件の場合、それぞれの費用の目安は次のようになります。

前提条件

  • 店舗面積:20坪
  • 洗濯機:中型5台、大型2台、小型1台、乾燥機6台、両替機1台
コインランドリー開業費用シミュレーション
項目 金額
内装工事費 1,500万円
機器購入費 2,300万円
広告宣伝費 100万円
その他 100万円
合計 4,000万円

この記事では、コインランドリーの開業資金のほか、開業の手順や、開業時にやるべきことについてご紹介します。

Contents

  • 1.コインランドリーの開業の手順
    • 1-1.立地を選定する
    • 1-2.店舗コンセプトを決める
    • 1-3.洗濯機を選定する
    • 1-4.FCに加盟するかどうかを決める
    • 1-5.収支計画を立てる
  • 2.コインランドリーの開業資金
  • 3.開業時にやるべきこと
    • 3-1.保健所への開業届
    • 3-2.オープニングセール
    • 3-3.オープン当初の常駐管理
  • 4.コインランドリー収入を上げる方法5選
    • 4-1.小さな店舗で始めて借入金を減らす
    • 4-2.マメに掃除をする
    • 4-3.差別化を行う
    • 4-4.「24時間営業」をやめる
    • 4-5.洗濯物放置対策を行う
  • 5.開業時の失敗例と対策5選
    • 5-1.開業資金の見込みが甘かった失敗と対策
    • 5-2.収支予測が甘かった失敗と対策
    • 5-3.店舗面積が広過ぎることによる失敗と対策
    • 5-4.自己所有物件にこだわって起こる失敗と対策
    • 5-5.内装工事のお金をかけ過ぎた失敗と対策
  • 6.初めてコインランドリーを始めるときの相談先の選び方
  • この記事のポイント まとめ

1.コインランドリーの開業の手順

コインランドリーの開業の手順は次のようになっています。

  1. 立地を選定する
  2. 店舗コンセプトを決める
  3. 洗濯機を選定する
  4. FCに加盟するかどうかを決める
  5. 収支計画を立てる

1-1.立地を選定する

コインランドリー開業で必要なことは、まず立地を選定することです。
コインランドリー経営は典型的な立地ビジネスですので、「立地で勝敗が決まる」といっても過言ではありません。

もし自分の土地を使ってコインランドリー経営を始めたいという場合、「たまたま自分の土地がコインランドリーの適地」であれば、そのまま検討を進めて問題ありませんが、コインランドリー適地でなければ上手くいかないリスクが高いのでおススメいたしません。

コインランドリー経営に適した立地とは、以下の全ての条件を満たすような土地です。

  • 高校生以下の子供がいる4人以上の家族が多く住む住宅地の近く。
  • 食品スーパーの近く。
  • 視認性が高く、車を駐車しやすい土地。
コインランドリー経営に適した立地の事例
コインランドリー経営に適した立地の事例

昨今のコインランドリーは、共働き世帯がメインターゲットとなります。
洗濯物の多い高校生以下の子供がいる4人以上の家族が多く住む住宅地の近辺が適正な立地となります。

また、食品スーパーに買物に行ったついでにコインランドリーに立ち寄るといった行動をとる利用者も多いため、食品スーパーの隣地が最適地です。
週末に家族全員の洗濯物をまとめて洗うような家庭がターゲットとなるため、ドライバーから見て視認性が高く、車を駐車しやすい土地が良い土地になります。

1-2.店舗コンセプトを決める

次に行うことが、「店舗コンセプトを決めること」です。無人で行うか、管理人を常駐させるか、24時間営業するか、カフェや漫画喫茶を併設するか等の選択肢が挙げられます。

また、他店との差別化ポイントを考える必要もあります。
例えば、洗剤アレルギーを持つ人を対象としたアルカリイオン水だけで洗えるコインランドリーや、ペット用品を分けて洗うことができるサービスを持つコインランドリーなどがあります。

コインランドリーは参入障壁が低いため、差別化ポイントがないと、もっと良い場所に競合店が現れると簡単に顧客を奪われてしまいます。将来的に顧客を奪われないようにするには、ターゲットを明確にし、コンセプトのあるコインランドリーにすることが必要です。

1-3.洗濯機を選定する

物件が決まったら店舗の規模が決まりますので、次に洗濯機を選定することが必要となります。

洗濯機は、小型・中型・大型があり、稼働率が最も高いのは中型です。
よって、中型洗濯機をメインに導入します。

ただし、大型洗濯機も数台入れておかないと顧客が離れてしまうため、稼働率が低くても大型洗濯機も入れておくことが基本です。

また、コインランドリーには乾燥機も導入します。
コインランドリーのメインの収益源となるのは洗濯機ではなく乾燥機です。
一般的なコインランドリーでは、乾燥機が売上の7割程度を占めます。
ただし、乾燥機だけを置いても収益は伸びないため、洗濯機も併設することが必要です。

また、乾燥機付き洗濯機はあまりおススメしません。
コインランドリーは雨の日に乾燥機だけを使う人の来場者が増えるため、雨の日に売上が伸びることが特徴です。
よって、雨の日の収益力を最大化するためにも、乾燥機は「乾燥機だけ」の機械(あるいは「乾燥だけ」のコースが選べる機種)をしっかりと置くことが適切となります。

1-4.FCに加盟するかどうかを決める

FC(フランチャイズ)に加盟するかどうかを決めることもポイントです。

昨今のコインランドリーはサービスが飛躍的に向上したため、自己経営でやっていくことが難しくなりつつあります。

不動産投資の代表格であるアパート経営のように初月から安定的に売上(家賃収入)が入ってくるものではなく、売上が安定するには少なくとも1年以上はかかるビジネスです。
また、放っておいても売上は上がらず、定期的にチラシを撒いて新規顧客を発掘し、ポイント制を導入してリピーターを確保する等の客商売を行っていく必要があります。
最初はFCに加盟しながら早くノウハウを吸収してしまうのも戦略の一つです。

1-5.収支計画を立てる

準備段階では、収支計画を立てることが必要となります。
周辺のコインランドリーの相場を調査し、稼働率を計算して売上を予想します。

収支計画を立てるにあたっては、保守的に数字を組むという点が大事です。
特に、1~2年目は低めの売上で見込んでおくことがポイントとなります。

コインランドリーが初年度の売上が悪い理由は、「認知度が低いこと」と「リピーターを確保できていないこと」の2点に尽きます。
店舗の認知度を上げるには、どうしてもある程度の時間が必要です。
時間が経つと「そういえば、あそこにコインランドリーがあった」と思い出してくれる人が多くなり、売上が自然と増えていきます。

また、コインランドリーの売上の核を担うのがリピーターです。
リピーターは一定期間をおいてリピートしてくれないと増えないので、リピーターを増やすにはある程度の時間が必要となります。

そのため、コインランドリー経営は2年目、3年目になるにつれ売上が伸びていくビジネスです。
最初から安定軌道には乗らないので、収益計画は保守的に組むようにしてください。

2.コインランドリーの開業資金

コインランドリー開業に必要な資金

コインランドリーの開業には、内装工事費、機器購入費、広告宣伝費といった初期費用が必要になります。

例えば、20坪程度の物件では、初期費用が4,000万円~5,000万円程度発生します。

20坪程度のコインランドリー開業に必要な初期費用の相場
項目 金額 内容
内装工事費 1,500万円 空調ダクト工事、給排水衛生工事、電気工事、内装工事
機器購入費 2,300万円 洗濯機:中型5台、大型2台、小型1台、乾燥機6台、両替機1台を想定
広告宣伝費 100万円 オープニング時のチラシやポスティング、ホームページ制作費用、リスティング広告(検索キーワード連動型広告)等の費用
その他 100万円 のぼり旗等の購入の予備費
合計 4,000万円

詳しくは次の記事をご一読ください。

【詳しく解説】コインランドリー経営の初期投資・費用について徹底解説

3.開業時にやるべきこと

収支シミュレーション コインランドリーの看板

この章では、コインランドリーの開業時にやるべきことについて解説します。

コインランドリー開業時にやるべき事

  1. 保健所への開業届
  2. オープニングセール
  3. オープン当初の常駐管理

3-1.保健所への開業届

開業後は保健所への開業届の提出が必要です。
具体的には、「コインオペレーションクリーニング営業届」というものを提出します。
届出のタイミングは、基本的には開業日が原則となります。

開業届け出書には「衛生管理責任者」を記載します。
衛生管理責任者は特に資格は不要であり、「当該営業施設に常駐し、又は近隣に所在し、必要があれば直ちに管理の業務ができる者」のことを指します。
個人が自宅の近くで行う場合は、本人が衛生管理責任者となれば大丈夫です。

また、開業届け出書には「有機溶剤管理責任者」というのを記載する欄があります。
有機溶剤管理責任者はドライクリーニング設備を設置する場合に必要ですが、一般的なコインランドリーではドライクリーニング設備は設置しないため、有機溶剤管理責任者の設置は不要となります。

開業すると、保健所は年に1回のペースで検査に訪れます。
初回は届出通りの設備が備わっているかどうかの確認がなされるため、立ち会いが必要となることが一般的です。

3-2.オープニングセール

開業後は認知度を上げるために、「オープニングセール」で思いっきり安い価格でサービスを提供します。

認知度を上げるには、チラシやポスティング等で周知するだけではなく「実際に使ってもらう段階」まで持っていくことが重要となります。
顧客には実際に使ってもらい、「なんとなく良いね」と思ってもらうことが必要であり、それをきっかけとしてリピーターへと育てていくことがポイントです。

オープニングセールは、10日~2週間程度の期間行います。

オープン前に「開店予告チラシ」を投函し、オープン日に「開店告知チラシ」を投函します。
コインランドリーの商圏は半径2km以内とされていますので、2km圏内の住宅に少なくとも2~3回ポスティングを行うと良いでしょう。

また、チラシも新聞の折り込み広告は効果が薄いです。新聞は範囲が広いことと、各家庭によって購読している新聞が異なるので効果は得にくくなります。

3-3.オープン当初の常駐管理

オープン当初は常駐管理が必須となります。

開店当初は、機械の不具合など想定外のトラブルが発生することが通常です。機械の操作がわからず質問をしてくる人も多いです。

特にオープンセールを行えば通常よりも顧客が多くなるため、トラブルも多く発生する可能性が高まります。
オープン時にオーナーが親切に対応すれば好印象を持ってもらい、リピーターが生まれやすく、経営も早期に安定するようになります。

また、オープン時に常駐することはオーナーにとってもメリットがあります。実際にどのような顧客がどのような時間帯に来店し、どういうニーズがあるのかを目の当たりにすることができるからです。

4.コインランドリー収入を上げる方法5選

コインランドリー

この章では、「コインランドリー収入を上げる方法」について、以下の5点を解説します。

収入を上げる方法一覧

  • 小さな店舗で始めて借入金を減らす
  • マメに掃除をする
  • 差別化を行う
  • 24時間営業をやめる
  • 洗濯物放置対策を行う

前提として、コインランドリーのメインターゲットは共働き世帯なので、「4人以上の家族が多く住む住宅地の近く」が望ましい立地となります。
また、買い物のついでに立ち寄れるのが望ましいので、「食品スーパーの近く」がベストです。
車で訪れる人が多いため、緩いアウトカーブの左側にあり、「視認性が高く、車を駐車しやすい土地」が良い立地となります。

もし自分の土地がコインランドリーに適していなければ、自分の土地でコインランドリーを始めるのは避けるべきです。
自分の土地はアパート等で他人に貸し、自分はコインランドリー適地を探して出店する方が全体の収入はアップします。

4-1.小さな店舗で始めて借入金を減らす

小さな店舗で始めて借入金を減らすことも手残りを増やすコツです。
コインランドリーは、小型店であれば店舗面積が10坪程度から行うことができます。
10坪程度でスタートする場合、初期費用は2,000万円程度です。

小さな店舗で始めれば売上は減ってしまいますが、その分、借入金も減らすことができます。
全額自己資金でできれば、借入金の返済をゼロにすることもできます。

収入を増やすには一概に店舗を大きくすることだけではないので、小さな店舗で借入金を減らした場合のシミュレーションもしっかり行っておくことがポイントです。

4-2.マメに掃除をする

コインランドリーで収入を上げるには、マメに掃除をすることがポイントです。

コインランドリーは、大量の衣料や布団が持ち込まれるため、店内にすぐにワタボコリが溜まります。
顧客は自分たちの衣服を洗いに訪れるため、汚い店舗だと利用したくなくなります。
そのため、清掃が行き届いていない店舗は、徐々に顧客が離れていきます。
新規顧客が発掘できたとしても、リピーター化せず、売上がなかなか安定していかないのです。

よってコインランドリー経営では、清掃によって清潔感のある店舗を維持していくことがとても大切になります。
アルバイト等を雇って、毎日清掃することをおススメします。

4-3.差別化を行う

他店と差別化を行うことも収入を上げるコツです。
コインランドリーは設備がどんどん進化することから、近くに新しい店舗ができてしまうと簡単に顧客を奪われてしまいます。
顧客を奪われないようにするには、差別化をしておく必要があります。

特殊な洗濯機を導入したりすると、設備を目当てに遠方から来店する人もいるため、商圏も広くなります。

例えば、運動靴やペット用品を洗える洗濯機や、洗剤アレルギーの人を対象にしたアルカリイオン水だけで洗える洗濯機等を設置するケースがあります。

4-4.「24時間営業」をやめる

24時間営業をやめるのも収入を上げるコツです。
コインランドリーは無人でできるため、一見すると24時間営業できることがメリットのように感じます。
しかしながら、24時間営業はデメリットの方が多いためおススメしません。

まず、コインランドリーの利用は、ほとんど午前中の10:00~12:00くらいに集中します。その他の時間は機械がほとんど遊んでいるため、24時間営業したとしても売上は伸びないのです。
しかも、売上は伸びないにも関わらず電気代はかかります。
また、若者の溜まり場となり、近隣へ騒音で迷惑をかけたり、明け方にゴミが散乱しているようなこともあります。

コインランドリーにとって24時間営業はあまりメリットがないため、収入を上げるにはむしろやめた方がいいのです。

4-5.洗濯物放置対策を行う

洗濯物放置対策を行うことも収入を上げるコツです。
コインランドリーでは洗濯が終わった洗濯物が放置されることで、次の人が利用できなくなり稼働率が落ちます。

昨今は、アプリで顧客管理を行い、10分以内に取りに来るとポイントを付与するような店舗もあります。
他店がどのような対策を行っているかぜひ検討してみてください。

【初心者向け】コインランドリー経営の収益シミュレーションと成功の秘訣

5.開業時の失敗例と対策5選

5-1.開業資金の見込みが甘かった失敗と対策

コインランドリーでは、開業資金の見込みが甘かったという失敗が多く見受けられます。

コインランドリーの初期費用は、20坪程度の標準的な店舗で4,000万円~5,000万円程度かかることが一般的です。
たまに20坪程度の店舗の初期費用は2,000万円~2,500万円程度という話を聞くことがありますが、この金額はあくまでも洗濯機等の機器代の初期費用です。
コインランドリー開設には店舗内の内装工事も必要となるため、それを併せると4,000万円~5,000万円くらいかかってしまいます。

【初期費用の例】
項目 金額 内容
内装工事費 1,500万円 空調ダクト工事、給排水衛生工事、電気工事、内装工事
機器購入費 2,300万円 洗濯機:中型5台、大型2台、小型1台、乾燥機6台、両替機1台を想定
広告宣伝費 100万円 オープニング時のチラシやポスティング、ホームページ制作費用、リスティング広告(検索キーワード連動型広告)等の費用
その他 100万円 のぼり旗等の購入の予備費
合計 4,000万円

対策としては、機器以外の費用がいくらかかるかを明確にした上で予算を見込むことが適切です。

 対策 

  • 店内の内装工事費等もきちんと考慮する。

5-2.収支予測が甘かった失敗と対策

電卓

コインランドリーを開業するのであれば、特に1~2年目の売上は低いということを知っておくことがポイントです。

コインランドリーに興味のある人は不動産投資の経験者も多いですが、賃貸経営のように初月から固定の売上が生まれるようなビジネスはむしろ例外です。
収支予測については、以下のような対策を取っておくことが効果的です。

 対策 

  • 1~2年目の収支予測は超保守的に見込んでおく。
  • 借入金は赤字の月でも返済できるようにしておく。

フランチャイズから提示される収支計画は想定通りにならないことが多いので、特に1~2年目は自分で厳しめに想定しておくことがポイントとなります。

5-3.店舗面積が広過ぎることによる失敗と対策

コインランドリーでは、店舗面積が広過ぎることによる失敗もあります。
コインランドリーは標準的な店舗が20坪程度ですので、それよりも大きいと大型店といえます。大型店になると、相応の台数の機器を揃えなければならないため、初期費用がかかります。

一方で、それだけ台数を置いたとしても台数に見合った需要が獲得できるかは不透明です。大き過ぎる店舗は、経営リスクも高くなります。
対策としては、なるべく小さな店舗で開業することがコツとなります。

 対策 

  • 10~20坪程度の物件で開業する。

コインランドリーは10坪程度の物件から行うことができます。
10坪程度の物件であれば借入金を抑えることもできますので、最初は小さな店舗から始めることをおススメします。

5-4.自己所有物件にこだわって起こる失敗と対策

コインランドリーでは、自己所有物件にこだわって起こる失敗があります。

コインランドリーは立地産業ですので、立地でかなりの成否が決まります。それなのに、「自分の持っている土地を何とか活用したい」と考え、不適切な立地なのに無理やりコインランドリーにしてしまう人がいるのです。

コインランドリーに適した立地は以下のような条件を満たす立地です。

  • 高校生以下の子供がいる4人以上の家族が多く住む住宅地の近く。
  • 食品スーパーの近く。
  • 視認性が高く、車を駐車しやすい土地。

自分の所有している土地がコインランドリー適地でなければ、コインランドリーは止めるべきです。
自分の土地は他人に貸し、自分はコインランドリーに適した物件を借りて開業することが適切な対策といえます。

 対策 

  • 適した立地を探して借りる

コインランドリーは適した立地で行えば、家賃を払ってでも経営が成り立ちますので、自分の物件にはこだわらないことがポイントです。

5-5.内装工事のお金をかけ過ぎた失敗と対策

コインランドリーでは、内装工事のお金をかけ過ぎて起こる失敗があります。

たまに内装工事にお金をかけておしゃれな店舗にする人がいますが、内装にお金をかけ過ぎると投下資金を回収できなくなってしまいます。

コインランドリーの店舗は決しておしゃれである必要はなく、「清潔で快適な空間」であれば十分です。
対策としては、内装工事はお金をかけずにシンプルで清潔感のあるものとすることが効果的といえます。

 対策 

  • 内装工事はシンプルなものに留める。

おしゃれな空間にするよりも、開業後はマメに掃除をして清潔感を保つことの方が大事です。

【詳しく解説】コインランドリー経営の10個のデメリット

6.初めてコインランドリーを始めるときの相談先の選び方

初めてコインランドリーを始めるとき、まず最初に考えたいのは、「本当にコインランドリーが最適か」です。
本文で紹介したとおり、コインランドリー経営は難易度が高いため、土地活用をするなら、まずは他の可能性も捨てずに検討することをおススメします。
そこで、まずは土地活用の相談をして、自分の土地に適した活用方法を見てもらってください。実際に実地調査をしてくれたり、納得のいく収支プランを立てたりしてくれる会社なら安心です。

プロから様々な提案を受け、しっかりと収益性を比較した上で決定することが、失敗を回避する第一歩となります。
「HOME4U(ホームフォーユー)土地活用」なら、アパート・マンション経営、駐車場、店舗、トランクルームなど様々な土地活用について、複数社から同時に初期費や収益を見積もってもらうことができます。厳選された実績豊富な企業に相談して、土地活用の一歩を踏み出してください。

この記事のポイント まとめ

コインランドリー開業で準備すべきことは?
  1. 立地を選定する
  2. 店舗コンセプトを決める
  3. 洗濯機を選定する
  4. FCに加盟するかどうかを決める
  5. 収支計画を立てる

詳細は「コインランドリーの開業の手順」をご一読ください。

必要な初期費用の内訳は?

コインランドリーの開業には、内装工事費、機器購入費、広告宣伝費といった初期費用が必要になります。

詳細は「コインランドリーの開業資金」をご一読ください。

開業時にやるべきことは?
  1. 保健所への開業届
  2. オープニングセール
  3. オープン当初の常駐管理

詳細は「コインランドリーの開業時にやるべきこと」をご一読ください。

  • 【基本を解説!全26種類】知識ゼロから始める土地活用法「メリット・デメリット比較」一覧 全26種類の土地活用方法から、あなたの土地にぴったりな活用方法を見つけることができます。また、よく読まれている記事もあわせてご紹介しています。
  • 失敗しないトランクルーム経営をするには?基礎知識と失敗例を解説
  • ビル建築費はどのくらい?構造・地域・規模で変わる坪単価の相場を解説
  • 【初心者向け】失敗しない太陽光発電による土地活用・経営の基礎知識、メリット・デメリットと成功の条件

収益予想や費用をまとめたプランを企業に請求できます!

プランの請求はこちら

あなたに合った活用法が分かる!

▷「土地活用診断」はこちら

【全国対応】HOME4U「土地活用」

この記事の編集者

「土地活用お役立ちガイド」編集部

アパート経営などの土地活用専門情報メディア「土地活用お役立ちガイド」編集部です。土地活用をこれから始める方に向けて、アパート建築費、税金・費用、土地活用の流れなどの情報をわかりやすくお伝えします。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。
運営会社情報(NTTデータスマートソーシング)

関連記事

90坪の土地活用 土地の使い方とおすすめ活用法
土地活用ノウハウ
【詳しく解説】90坪の土地活用ベスト5!アパート経営などの収益性を紹介
80坪の土地活用 土地の使い方とおすすめ活用法
土地活用ノウハウ
【詳しく解説】80坪で土地活用の決定版!儲かる80坪土地の活用法
土地活用ノウハウ
【詳しく解説】70坪で土地活用といえばこれだ!王道の活用法
どうする?実家 実家を生かして賃貸経営
土地活用ノウハウ
【詳しく解説】実家で賃貸経営の収益シミュレーション。おすすめ賃貸経営5選と注意点

お役立ちガイド内検索

土地活用カテゴリ

  • 土地活用ノウハウ
  • 専門家の土地活用コラム
  • アパート経営ガイド
  • マンション経営ガイド
  • 賃貸併用住宅経営ガイド
  • 戸建て賃貸経営ガイド
  • 大規模施設経営ガイド
  • 駐車場経営ガイド
  • 提携企業一覧
  • よくあるご質問
  • サイトマップ
いつでも、どこでも。あなたのためのHOME4U(ホームフォーユー)
賃貸経営HOME4U

賃貸経営の管理会社をお探しの方へ

賃貸経営HOME4Uは、管理会社を簡単に探せるサイトです。入居者募集や一括借り上げなど様々なメニューをご用意していますので、ぜひご利用ください。

賃貸経営HOME4U
不動産売却HOME4U

土地をお持ちの方、「売る」ことは検討しましたか?

「売却」と「活用」、どっちがお得か検討してみましょう。不動産売却HOME4Uなら最大6社の査定価格が無料でカンタンに取り寄せできます。

不動産売却HOME4U
HOME4Uオーナーズ

あなたの土地・不動産を最大限に活かす方法が見つかる情報サイト

空き地や空き家をこれから活用していきたい方や、すでにアパート経営をしている大家さんの悩みを解決するための役立つ情報を発信しています。

HOME4Uオーナーズ
業務提携希望の
パートナーサイトさま

HOME4Uでは、さまざまな形でアライアンスを組むパートナーサイトさまを募集しています。お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

業務提携希望のパートナーサイトさま

お困りですか?ユーザーサポートセンター

使い方に関するご不明点など、お困りのことがありましたら専属のオペレーターがお受けします。何でもお気軽にご相談ください。

  • 電話

    0120-245-171

    0120-245-171

  • 受付時間

    平日10:00~18:00

お問い合わせ
  • 提携企業一覧
  • よくあるご質問
  • サイトマップ

土地活用・アパート経営・マンション経営のお役立ち記事

土地活用に関して
土地活用の方法
土地活用の相談先
空き家の活用方法
駐車場経営

アパート経営・マンション経営に関して
アパート経営の基礎
アパートの建築費
アパート経営の利回り
アパート経営の収入
アパートの建て替え
アパートローンについて
マンション経営の基礎
マンションの建築費
マンション経営の利回り
マンション経営の収入

賃貸経営に関して
賃貸併用住宅経営の基礎
戸建て賃貸経営の基礎
ビル経営の基礎
店舗付き住宅の基礎

土地活用、不動産投資の収益最大化プランを見つけるなら、「HOME4U(ホームフォーユー)土地活用」で!

NTTデータ スマートソーシングが運営する「HOME4U土地活用」は、全国の大手企業から、最大10社にまとめて無料で土地活用・不動産投資の一括プラン請求ができるサイトです。マンション経営やアパート経営、駐車場経営、賃貸併用住宅、大規模施設などの収益性の高い土地活用や不動産投資を検討している方は、ぜひご利用ください。プランを比較することであなたに合った収益最大化プランを見つけることができます。土地活用、不動産投資の無料一括プラン請求なら、「HOME4U土地活用」にお任せください。

電話でもプラン請求をお受けします。「個人情報の取り扱いについて」に同意の上、お電話ください。

不動産情報サイトHOME4U(ホームフォーユー)

  • 売る
    • 不動産売却査定
    • マンション売却査定
    • 一戸建て売却査定
    • 土地売却査定
    • 不動産売却を学ぶ
      • 不動産売却塾
    • 家を売る前に企業の評判・口コミを確認
      • 家を売るならIELICO(イエリコ)
  • 活用する
    • アパート経営
    • マンション経営
    • 賃貸併用住宅
    • 店舗併用住宅
    • 戸建て賃貸
    • 大規模施設経営
    • 駐車場経営
    • 土地活用お悩み解決サイト
      • HOME4Uオーナーズ
  • 貸す
    • 賃貸経営
    • 賃貸仲介
    • 賃貸管理
    • サブリース
    • リロケーション
    • 土地活用
  • 買う
    • 中古住宅
    • マンション
    • 一戸建て
    • 土地
  • 建てる
    • 注文住宅
  • 借りる
    • 賃貸

株式会社NTTデータ スマートソーシング

  • 運営会社
  • 個人情報の取り扱い
  • ソーシャルメディアポリシー
  • 利用規約
  • 登録商標
  • お問い合わせ
  • 広告を掲載する
  • 採用情報

「HOME4U」および「ホームフォーユー」は株式会社NTTデータ スマートソーシングの登録商標です

Copyright © 2022 NTT DATA Smart Sourcing Corporation

将来の収益は?プラン請求はこちら
ベストな活用法は?将来の収益は? プラン請求はこちら