この記事ではD-ROOMで賃貸アパートを経営・建築した場合のメリットやデメリット、評判について解説しています。
この記事を読めばD-ROOMで賃貸住宅を建てることが自分に合っているかを検討できます。
この記事のまとめ
- D-ROOMが優れている点
- 大手ブランドがアパートに関することだけでなく資産管理までをサポート。豊富なノウハウで高品質なアパート建築と高い集客力を誇るサービスを提供。
- D-ROOMの注意するポイント
- 豊富なラインナップから間取りや外観を選ぶことができるが、建築費が高め。
- D-ROOMに合う建主(オーナー)の特長
- 建築費が高くなっても、周囲と差別化できるアパートを建て、その後の管理を大手企業に全てを任せてしまいたい人。
複数のアパート建築会社・メーカーを一覧形式で見比べてみたい方は下記記事もご覧ください。
1.D-ROOMの特徴(メリデメ)&こんな建主におすすめ
初めに、D-ROOMが提供している賃貸アパート・住宅の基本データは以下になります。
【D-ROOMの基本データ】
構造・工法 |
軽量鉄骨プレハブ |
特徴・デザイン |
京和風〜北欧風まで幅広いラインナップ |
坪単価 |
非公開 |
保証 |
初期保証30年 (最長40年) |
販売戸数 |
約123.4万戸 (2024年3月末時点の累計数) |
D-ROOMを手がけるのは大和ハウスグループです。
建築は「大和ハウス工業」、管理・運営は「大和リビング」が担当しています。
TVCMを頻繁に放送しているため、知名度が高く、ブランド力のあるアパートブランドと言えるでしょう。
更に大和ハウス工業は業界大手で、商業施設や工場なども数多く建築しており、鉄骨建築のノウハウが蓄積されていて、D-ROOMのアパートにもそのノウハウが反映されているといえます。
そのため、耐震性、防火性、耐久性など、建築としての必要な要素の一つ一つのクオリティが高いのが特長です。
また、多彩なラインナップがあるため、間取りや外観にもこだわることができます。
加えて、通常の賃貸アパートに限らず「ZEH」マンションを始め、診療所から商業施設、オフィスまで幅広く建てる事ができるので、様々な土地活用の提案を受ける事ができます。
次にD-ROOMで賃貸住宅を建築するメリットは以下の4つになります。
D-ROOMのメリット
- 「施設管理サポート」、「賃貸管理サポート」、「資産管理サポート」で大手ブランドが経営を丸ごとサポート
- 業界大手で建物や入居者募集に対するノウハウが豊富
- 外観・間取り、IoTサービスや強固なセキュリティなど入居者にアピールできるポイントが多い
- 全国展開しているためどこの地域でも対応可能
D-ROOMには「長期施設診断システム」があり、40年以上にわたって施設管理をサポートしています。
初期保証は業界でもトップクラスの30年となっています。
「一括借上システム」では大和ハウスグループの大和リビングが賃貸物件を一括で借上げ、管理・経営を代行します。
さらには、多数のCM広告によるブランド力と賃貸住宅検索サイト「賃貸住宅D-ROOM」による入居募集サポートで、高い集客力が期待できます。
D-ROOMを手がける大和ハウス工業は、住宅供給戸数で大東建託とトップを争う大手です。
豊富な実績から、どのようなアパートを建てるべきか最適な提案をしてもらうことができます。
なおかつ地震や火災に強く、耐久性に優れた賃貸住宅を建てられることも魅力の一つとなっています。
また、多用な間取りや外観を選べる他、機能的付加価値のバリエーションも豊富で、例えば「IoT D-ROOM」はインターネット使い放題でIoTサービスも利用できる賃貸住宅になります。
安心で安全な暮らしを守る「ホームセキュリティシステム」は女性入居者から支持されています。
加えて全国各地での建築に対応しているので、どこの都道府県でも賃貸住宅を建てることが可能です。
D-ROOMのデメリット
- 「一括借上システム」は空室率に関わらず一定の収入が保証されるが、家賃が下がり収益が減る可能性がある
- 性能の良い建物ができ、様々な間取り・外観から選ぶことができるが建築費は高め
- 入居者にとって魅力のあるオプションは入居者やオーナー負担となる
- 立地によっては入居者が集まらない可能性がある
経営や管理を任せられる「一括借上システム」は便利ですが、家賃見直しで減額されてしまうことがあるので注意が必要です。
D-ROOMは様々な間取りと外観を持つラインナップから選ぶことができますが、建築費は一般的な賃貸住宅に比べるとやや高めになっています。
また、入居者にとって魅力的な様々なオプション・付加価値をつける事ができますが、設置料金から設置後の月額利用料等、追加代金がかかることを頭においておきましょう。
大和ハウス工業は建築エリアを限定していませんが、極端に利便性が低い立地などではアパート経営が難しい可能性があります。
D-ROOMをおすすめできる「建主」の特長一覧
- 業界大手のメーカーに一括でアパート経営を任せたい人
- 建築費が少し高くなっても建物の性能や外観にこだわりたい人
- 付加価値をつけて他と差別化した経営をしたい人
D-ROOMを手がける大和ハウス工業は業界大手です。
全国ほぼすべての地域に対応しており、実績が豊富で、ブランドによる集客力も高いです。一括借り上げも行っているので、信頼できる大手に経営全般を任せてしまいたい人に向いています。
D-ROOMの建築費は一般的なものよりやや高いですが、耐震性や耐火性、耐久性に優れていて外観も京和風なものから北欧風のものまで様々なラインナップから選ぶことができ、様々な機能的付加価値もつける事ができるので、「こだわりのアパート」を建築して、周囲のアパートと差別化した経営を実現できます。
なお、アパート経営の概要については下記記事で解説しています。あわせてご覧ください。
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2.実際の建主さんの声 D-ROOMを選んだ理由
この章では賃貸アパートをD-ROOMで建てた方の実際の声を紹介します。
Hさん(39歳)
フリーランスへの転職を機に、副業で不動産経営を開始。
HさんのD-ROOMを選んだ理由
- 業界大手だから安心
- 耐久性に優れているから
- 保証期間が最長40年の独自の総合サポートシステム、「悠々サポート・DAPS」がある
副業収入が欲しいという思いから不動産経営を始めたHさん。業界大手であることから大和ハウス「D-ROOM」に決めました。
Hさんは建築後の経年劣化を気にしていたのですが、大和ハウスの優れた建材・工法によって満足のいく建築に仕上げることができました。
また、老後の経営も視野に入れていたHさんにとって、施設管理、経営サポート、資産管理にいたるまでオーナーの安定経営を支える、大和ハウスの「悠々サポート・DAPS」の40年という長期保証期間は魅力的でした。
Sさん(71歳)
定年退職後、貯蓄を元手に資産運用したいと思い、不動産経営を開始。
SさんのD-ROOMを選んだ理由
- 気に入ったデザインがあった
- 高い防災性の建築にできる
- 管理会社も大和グループなので安心できる
Sさんは、D-ROOMのラインナップの一つである「セジュールウィット 京和風」の外観がとても気に入り、D-ROOMを選びました。
災害時が特に心配だったので大和ハウスが誇る高い耐震性や耐火性も魅力でした。
さらには、管理会社が大和ハウスのグループ企業というのも信頼できるポイントでした。
3.実際の建主さんの声 D-ROOMに不満を感じた理由
この章では実際に賃貸アパートをD-ROOMで建てた方が感じている不満の声を紹介します。
Wさん(55歳)
昔から不動産経営が一つの夢であったというWさん。
7年前に建築し経営開始。
WさんのD-ROOMへの不満
- 建築費用が高くついた
- 30年目に有料メンテナンスをしないと保証延長できない
- 空室が目立つ
Wさんは初期費用を低予算に抑えたかったのですが、理想を叶えているうちに建築費用が上がってしまったことが不満として残っています。
さらには、30年の初期保証を延長するのに有料のメンテナンスを受けないといけないことも面倒だと考えています。
D-ROOMの知名度ならずっと満室を維持できると考えていたのに、空室が目立つようになってきたことも気になっています。
Eさん(61歳)
これまで駐車場として利用していた土地を活用するため、アパートを建築・経営を決意。6年前より経営を始める。
EさんのD-ROOMへの不満
- 建築費が高くついた
- 一括借上の手数料が思ったより高かった
- 一括借上での収益があまり上げられない
Eさんは特に女性に住んでもらえるようにセキュリティを重視したアパートを建てました。
オートロックや防犯カメラを付け、ホームセキュリティシステムを導入したことでコストが嵩んでしまったことを少し後悔しています。
Eさんにとって概ね満足できるアパートに仕上がったものの、一括借上契約をしていることで出ていく経費も不満です。
さらには、最寄り駅から徒歩20分のEさんの物件は空室期間が長い部屋もあり、賃料見直しによって家賃が下がってしまい、思っていたよりも収益を上げられていないようです。
なお、下記サイトでは実際にアパートやマンションを建てた「オーナー様の体験談」をご紹介しています。
「土地活用を始めたきっかけ」や「利回り」「出口戦略」について詳しく語っていただきました。
成功している大家さんのヒントが満載ですので、ぜひご覧ください。
4.D-ROOMのメリット 詳細解説
この章ではD-ROOMの4つのメリットについて説明します。
D-ROOMのメリット
- 「施設管理サポート」、「賃貸管理サポート」、「資産管理サポート」で大手ブランドが経営を丸ごとサポート
- 業界大手で建物や入居者募集に対するノウハウが豊富
- 外観・間取り、IoTサービスや強固なセキュリティなど入居者にアピールできるポイントが多い
- 全国展開しているためどこの地域でも対応可能
4-1.「施設管理サポート」、「賃貸管理サポート」、「資産管理サポート」で大手ブランドが経営を丸ごとサポート
D-ROOMを展開する大和ハウスには、総合サポートシステム「悠々サポート・DAPS」があり、施設管理、賃貸管理、資産管理までを支えています。
・「施設管理サポート」
D-ROOMは構造耐力上主要な部分と、雨水の侵入を防止する部分に対する初期保証が30年となっています。
「長期施設診断システム」は40年以上にわたって施設管理をサポートするシステムです。
「長期施設診断システム」の定期診断と組み合わせ、20年目に早期保証延長工事(有料)を施すことで、保証を10年延長し、40年にすることができます。
・「賃貸管理サポート」
さらに、大和ハウスグループの大和リビングに「一括借上システム」で入居募集や賃料回収を代行してもらえるので経営初心者にも安心です。
・「資産管理サポート」
PDB(パーソナルデータベース)システムで資産対策の企画立案・運営および継承までを総合的にサポートしています。
4-2.業界大手で建物に対するノウハウが豊富
D-ROOMを手がける大和ハウス工業は、業界でもトップクラスの実績数を誇っています。
建物は大和ハウスの技術力を駆使し、4つの性能が優れた建物を作り上げます。
- 地震から守る耐震性
- 火災から守る耐火性
- 経年劣化から守る耐久性
- 静かな暮らしを守る遮音性
耐震性能においては、「トリプルコンバインドシステム」と「RC造布基礎」を導入し、建物の安定感をアップしています。
耐火性能の特徴は外壁が「多層構造外壁」になっている点です。
「多層構造外壁」は2種類の構造から成り立っています。
- 国土交通省大臣認定を取得した外壁・・・・・・840℃の高音から建物を守ります。
- 「DCウォール」を採用した外壁面材・・・・・・火災被害を軽減します。
くわえて、D-ROOMは「入居募集サポート」で入居者を集めます。
Webサイト「賃貸住宅D-ROOM」を展開していて、全国約11,000店の不動産会社と連携(2021年7月1日現在)しています。
テレビCMでも入居者にアピールし、高い集客力を誇っています。
4-3.外観・間取り、IoTサービスや強固なセキュリティなど入居者にアピールできるポイントが多い
D-ROOMは耐震性・耐火性・耐久性・遮音性に優れた建物を作り上げますが、その分建築費は高めです。
ラインナップは豊富で、間取りや外観のバリエーションも多く、外観や内観にこだわって建物を作ることができます。
ここでは特に個性的なラインナップをご紹介します。
・京和風「セジュールウィット京和風」
伝統的な日本家屋の風情を実現したデザインです。
・北欧風の「セジュール New ルピナ」
カラフルな北欧スタイルの外観を採用しています。
実際のアパート経営をイメージしながらどんな内観・外観が良いのか考えてみましょう。
更に付加価値をつける事も可能で、例えば「IoT D-ROOM」という入居者サービスがあります。
これは、インターネットが使い放題の「D-ROOM Wi-Fi」と、「AIスピーカー&マルチリモコン」がセットになったものです。
タブレットや音声で家電操作ができる新しい賃貸住宅の形で、入居者に好評です。
さらに、ALSOKやSECOMを導入した「ホームセキュリティシステム」で防犯効果を高めることもでき、特に女性の入居者に支持を得ています。
入居者への訴求材料となることは間違いなしです。
4-4.全国展開しているためどこの地域でも対応可能
D-ROOMは全国各地での建築に対応しています。
持っている土地が都市部ではないため、ホームメーカーに任せたアパート経営を諦めていた人にもチャンスがあると言えます。
5.D-ROOMのデメリット 詳細解説
この章ではD-ROOMの4つのデメリットについて説明します。
D-ROOMのデメリット
- 「一括借上システム」は空室率に関わらず一定の収入が保証されるが、家賃が下がり収益が減る可能性がある
- 性能の良い建物ができ、様々な間取り・外観から選ぶことができるが建築費は高め
- 入居者にとって魅力のあるオプションは入居者やオーナー負担となる
- 立地によっては入居者が集まらない可能性がある
5-1. 「一括借上システム」は空室率に関わらず一定の収入が保証されるが、家賃が下がり収益が減る可能性がある
「一括借上システム」はアパート経営に関わる煩わしい管理業務を大和ハウスグループの大和リビングが一括して引き受けてくれるものです。
アパート経営初心者の方や忙しくて時間が割けない方には便利なシステムですが、空室率が高い場合、家賃が減額されてしまうことがあります。
一括借り上げ契約期間中は、定められた正当な事由なしにオーナー側から解約することはできません。これは借地借家法第28 条によるものです。
経営に関する全てを任せられるのは楽ですが、経営計画はしっかりと立てましょう。
5-2.性能の良い建物ができ、様々な間取り・外観から選ぶことができるが建築費は高め
D-ROOMは耐震性・耐火性・耐久性・遮音性に優れた建物を作り上げますが、その分建築費は高めです。
付加価値をつけるとさらに建築費が上がっていきます。
5-3.入居者にとって魅力のあるオプションは入居者やオーナー負担となる
「IoTD-ROOM」はインターネット使いたい放題な上、タブレットや音声で家電操作ができることがウリです。
これまでに約57,000世帯の入居者が利用するほど人気です。
募集の際の大きな差別化材料になりますが、入居者オプションであり、入居者に月額の負担がかかるものになってしまいます。
特に女性に人気の「ホームセキュリティシステム」はオーナーにも毎月の契約経費がかかることを覚えておきましょう。
5-4.立地によっては入居者が集まらない可能性がある
D-ROOMは基本的に全国どこにでも建てられることが魅力ですが、立地によっては経営が難しい場合があります。
敷地調査や市場調査を行なっているので、しっかりと納得いくまで話し合いましょう。
なお、一般的なアパート経営のメリット・デメリットは下記記事で解説しています。あわせてご覧ください。
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6.「D-ROOM」はこんな「賃貸アパート経営」をしたいオーナーにおすすめ
この章ではD-ROOMで賃貸アパートを経営するのにおすすめの建て主の特徴を3つ紹介します。
D-ROOMに合う「建主」の特長一覧
- 業界大手のメーカーに一括でアパート経営を任せたい人
- 建築費が少し高くなっても建物の性能や外観にこだわりたい人
- 付加価値をつけて他と差別化した経営をしたい人
6-1.業界大手のメーカーに一括でアパート経営を任せたい人
D-ROOMは業界トップクラスの大手、大和ハウス工業が展開するアパートブランドです。
独自の総合サポートシステム「悠々サポート・DAPS」で施設管理、賃貸管理、資産管理までを任せ、長期の安定経営を目指しています。
このことから、大手メーカーに経営の全てと資産管理を任せたい人にぴったりと言えます。
6-2.建築費が少し高めでも建物の性能や外観にこだわりたい人
D-ROOMの賃貸住宅は耐震性・耐火性・耐久性に優れています。
また、様々なラインナップから選ぶことができ、外観や間取りの選択肢も豊富です。
初期費用が最初にかかっても、性能が良い賃貸住宅を作りたい人や外観や内観にこだわりたい人に合っています。
6-3.付加価値をつけて他と差別化した経営をしたい人
D-ROOMのアパートでは「IoT D-ROOM」や「ホームセキュリティシステム」などの機能的付加価値をつける事で他のアパートと差別化できます。
「IoT D-ROOM」では最新のIoT技術を活用した生活ができますが、入居者オプションとなってしまいます。
入居者にインターネット無料接続を提供できる「D.U-NET」を導入すればさらに差別化できる可能性があります。
「ホームセキュリティシステム」も特に女性に支持されやすいです。
入居者にとって便利なサービスで他と差別化した経営をしたい人にD-ROOMはおすすめです。
7.一般的なアパート建築費との比較
この章ではD-ROOMでアパートを建てる際の建築費用と一般的にかかるアパートの建築費用を比較してみます。
|
坪単価 |
100坪での建築総額 |
一般的な鉄骨造アパート3階建 |
80~120万円 |
8,000万円~1億2千万円 |
D-ROOM3階建て |
非公開 |
非公開 |
比較 |
D-ROOMの坪単価は非公開のため、比較できません |
D-ROOMの坪単価は非公開のため、比較できません |
D-ROOMは坪単価が非公開のため、一般的なアパートの坪単価と比較はできませんでした。
しかしD-ROOMは建築できる建物の種類が豊富なため、選択するオプションによってやや高くなる傾向になります。
デザインをこだわった設計にするとその分コストが嵩むこともあるので、担当者とよく話し合って決めると良いでしょう。
なお、アパートの建築費用については下記記事で解説しています。あわせてご確認ください。
8.収益プラン例
この章では一般的な坪単価よりやや高めの賃貸アパートを経営した際の収益プラン例を紹介します。
- 前提条件
- 場所:埼玉県越谷市 越谷駅から徒歩5分圏内
構造:鉄骨造
延べ床面積:80坪
階数:3階建(1K 8戸)
家賃:1戸当たり月74,000円
- 初期費用
- 合計:約7,640万円(ローン:6,000万円、自己資金:1,640万円)
建築費:6,960万円
諸経費:約680万円
- 利回り
- 年間家賃収入:約710万円
年間経費:約173万円
年額利益(満室):約537万円
空室率:2.2%
年額利益:約526万円
実質利回り : 6.8%
※実際は、この利益からローン返済額(300万円/年)を引いた数字が手元に残ります。
アパート経営の収益については下記記事で解説しています。あわせてご確認ください。
アパートの規模や利回りの予想値を正しく把握したい方は「HOME4U 土地活用」をご活用ください。
アパートを建築した時の利回りはいくら?
9.その他
D-ROOMを展開する大和ハウス工業は、新しい賃貸住宅に力を入れています。
そのひとつとして、ZEH-Mに対応した鉄骨造2階建て・3階建て賃貸住宅「TORISIA」を、2022年10月1日より発売開始しました。
ZEH-Mとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション」のことです。
建物の断熱性や省エネ効果を高めた上で、太陽光発電などで自然エネルギーを作り出し、最終的にエネルギー消費量をゼロ以下に抑えることを目指す集合住宅のことを言います。
ZEH-Mは、太陽光発電パネルを屋根に設置するのが特徴です。
これからの新しい住宅の形だと注目されています。
以下の記事に、ZEH賃貸物件や太陽光発電のメリットだけでなくデメリットもまとめてあるので参考にしてください。
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