土地をお持ちの方や空き家を相続した方、
- 差し迫って何かがあるわけではないし…
と言って放置していませんか?
確かに、今の時点では特に問題を感じないかもしれません。
でも、このまま放っておくと、あなたを3つの恐ろしいリスクが襲うことになります。
土地や空き家をお持ちの方なら、「固定資産税」や「都市計画税」を毎年払い続けることになります。
一年分だけの金額を見ると「まぁ、そうでもないかな」と思うかもしれませんが、何年も払い続けると、コレが結構な額になります。
例えば、埼玉県のとある市で、約40坪の土地を所有しているAさん。
一年で払う固定資産税と都市計画税は約61,000円でした。
- 親族が代々継承している土地を相続しました。「手放すのは抵抗があるなぁ…」と思い、5年ほどそのままにしていたら、 あっという間に払った税金が30万円を越えてしまいました。 貯金を切り崩して払っていたので、後悔しています…。
「いやいや、うちは建物が建っているからそんなにかからないよ」と思ったそこのアナタ! 実は、そちらの方が要注意かもしれません!!
なぜなら、ご存知の通り、近年、空き家が犯罪や不法投棄に利用されるケースが増加しているからです。
(出典:国土交通省「空き家等の現状について」)
※使用している画像はイメージです
今では粗大ゴミはもちろんのこと、一般の家庭ゴミも有料化が進んできているため、所有者が少し目を離している隙に不法投棄の場になるケースも多く、廃棄されたものによっては火災を誘発するのでとても危険です。
また、所有者が遠隔地で定期的なチェックが難しい場合には、知らない人に勝手に住まれたり、違法薬物の取り引きに使用されてしまうといった犯罪の事例も出てきています。
それだけではありません。
2015年に「空き家対策特別措置法」が施行されたことで、 保安上、危険な空き家(特定空き家)として認定されてしまうと税負担が大きくなります。
通常、住宅が建っていれば「固定資産税の課税標準が6分の1に減額される特例措置」がありますが、「特定空き家」になってしまうと、この特例の対象外となり、更地と同じように課税されるのです。
さらに、税負担だけで済めば良いかもしれませんが、解体が命じられる可能性もあります。
空き家はいずれ必ず老朽化します。
「現在の納税」「将来の税負担」「解体費用」といったことを計画的に考えて行かないと、後になって「こんなに出費するはずじゃなかった…」と泣きを見ることになるかもしれません。
また、「犯罪のリスク」に関しては、自分や家族がイヤな思いをしたり、近隣トラブルになるなど、「お金では解決できない傷」に繋がる恐れがあります。
こんな3つのリスクにさらされないためには、「とりあえず放置」をやめて、活用するなり、貸すなり、売却するなり、 将来のことを早期に、かつ、計画的に考えるべきです。
不動産はいったん手放してしまうと買い戻すことが非常に難しくなるので、まずは「手放さずに活用する」という選択肢で検討するのが賢明です!
あなたの不動産で収益を出せる活用方法があるのか、まずはチェック!